京都市内や大阪からのアクセス抜群の長岡京市。
自然に恵まれた観光スポットが充実しています。
寺院、お城など歴史的景観が見所の観光スポットは、四季の自然の美しさを楽しめる名所として人気があります。
映画やドラマのロケにも使われることでも有名です。
今回は、長岡京市を代表する観光スポット5選をご紹介します。
『勝竜寺城』は、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』で一躍有名となった長岡京市のお城です。
山崎の合戦に敗れた明智光秀が、最期の夜を過ごした城。
また、光秀の娘・ガラシャと夫の細川忠興が新婚時代を過ごした城としても知られています。
現在は勝龍寺城跡が『勝竜寺城公園』として整備され、地域の観光拠点となっています。
勝竜寺城公園は「日本の歴史公園100選」にも選ばれました。
無料の資料館や庭園の散歩を楽しむことができます。
JR「長岡京」駅から徒歩10分と気軽に散策するにはおすすめのスポットです。
春は満開の桜、初夏は紫陽花と季節の花が見られ、市民の憩いの場としても人気です。
古くから続く寺院『柳谷観音 楊谷寺』は、眼病封じのお寺として、平安時代から眼病に悩む人々からの信仰を集めてきたことで有名です。
空海(弘法大師)が湧出させたとの由来がある独鈷水(おこうずい)が、眼病や目のトラブルにご利益があるといわれています。
紫陽花の名所としても有名です。
日本と西洋の品種約30種、約5000株もの紫陽花が見頃の6月~7月上旬、見事に咲き競っています。
最近では、手水舎に紫陽花や四季の花を浮かべた花手水が、カラフルでフォトジェニックだとSNSを中心に話題を集めています。
秋は大規模な紅葉スポットとしても人気です。
お洒落に紅葉を散らした花手水は、紅葉の美しさを再発見できますよ。
『光明寺』は「もみじ寺」の愛称でも知られる、長岡京市を代表する紅葉の名所です。
テレビCMで使われたこともあるほど全国的に知名度の高いお寺で、紅葉のシーズンでは色鮮やかな紅葉が参道を彩ります。
浄土宗の開祖、法然上人が初めて「お念仏」を開いた地ともいわれています。
数百本にもわたる紅葉は晩秋が見頃です、
どの場所から見ても絵になりますが、ベストな見所は総門左手~薬医門へと続く『もみじ参道』です。
赤やオレンジのグラデーションに色づいた紅葉が圧巻で、写真撮影にもおすすめのスポットです。
乙訓地区では最古のお寺『乙訓寺』は、聖徳太子が開いたと伝えられています。
『乙訓寺』は「ぼたん寺」ともいわれる牡丹の名所で、牡丹のハイシーズンの例年4月下旬~5月上旬には、約2000株もの色鮮やかな牡丹が大輪の花を咲かせます。
丁寧に手入れされている牡丹はひとつひとつ色や形が異なり、見る人を楽しませてくれます。
通常は無料で拝観できますが、牡丹のシーズンは拝観料が500円かかります。
(中学生以下は無料)
阪急「長岡天神」駅から徒歩約15分、バスで10分程と駅からは遠いですが、京都市内のにぎやかさから離れた、落ち着きのある観光スポットとして注目されています。
「天神さん」の愛称で長岡京市の人々に親しまれている『長岡天満宮』。
広い敷地内で四季折々の自然や八条ヶ池などの名所をみて楽しめる神社です。
学問の神様、菅原道真公をご祭神としていることでも有名で、合格祈願や学業成就のご利益があります。
阪急「長岡天神」駅から徒歩約10分とアクセスも良く、静かで心が落ち着く京都の名所を訪れたい方におすすめのスポットです。
長岡天満宮の見所は、4月下旬に咲き誇る日本最大のキリシマツツジです。
初夏にはカキツバタや菖蒲、アヤメ。
秋には紅葉など、四季を彩る植物を見て楽しむことができます。
境内も緑があふれるいやしの空間で、お散歩コースとしても人気です。